万年筆所有者の持つべきインク
万年筆所有者なら持っておくべきインクがございます。普通インクというものは水で落ちるし、時間がたつと退色していくものです。それに乾かないとノートのインクが手についたり服に付いたりで大変です。これはインクが乾きにくいことによっておきる現象です。
もちろん古典ブルーブラック何て言う水にも退色にも強いインクがありますが(もちろん乾いたらです。)、日本じゃもっぱら黒色のインクです。フランスやイギリス辺りではブルーブラックが一般的ですけれど…。
ですが安心。黒色で、すぐ乾いて、水には本当に強く、退色もほとんどしないインクがあるのです。製造社は今年創業100年目。プラチナです。そのインクを紹介するホームページにはこう書いてあります。
カーボンインクは、顔料のカーボンブラックを使用していますので耐水性耐光性に優れ乾きやすく鮮明です。記録の永久保存などに最適のインクです。
但し、水溶性ではない為、一度乾燥すると再び溶けないのでカーボンペン等に使用する際は、メンテナンス等の注意が必要です。
品名は「カーボンインク」。炭素系顔料インクです。普通はプラチナカーボンとかカーボンブラックと言われています。
耐水性の凄さの証拠です。対光は光による退色に対しての強さのことです。
はっきり言って万年筆のインクでは驚きの領域です。公文書用に、と箱にかいてあるのですが、私の3年前ほどのノートを見たらしっかりと書いたときの趣を残しておりました。裏抜けしにくいのもこのインクの特性ですね。
1本あれば、困りません。
PLATINUM プラチナ 万年筆 ボトルインク 60cc カーボンインク(水性顔料インク) ブラック INKC-1500#1 (4283001)
- 出版社/メーカー: プラチナ万年筆
- メディア: オフィス用品
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カートリッジもございます。
デスクペンですね。私も2、3本机にしまってあります。デスクペンはその名の通り、机上において使うものであって、要はつけペンのインクがためられるバージョンとでも言いましょうか。これで書いても中々良いものです。やはりプラチナのこことだけはあって、漢字、ひらがなは書きやすい。
プラチナ万年筆 万年筆 カーボンインク用 ブラック 極細 DP-800Sパック#1-1
- 出版社/メーカー: プラチナ万年筆
- 発売日: 2014/10/01
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一応このカーボンブラックは、お高めのペンにはいれない方が良いと言うことを忠告しておきます。乾きやすいカーボンインクだけに詰まる可能性は水性インクより高いです。プラチナの顔料インクの粒子の小ささは業界では有名で、詰まりは起こしにくいですが。
私は2、3000円のペンならいれますけど、それを越えたら入れません。くれぐれもプラチナ製品以外にはいれないように。プレジールやプレピーならOKです(私の基準)。
プレピーは300円で書き味が良いので、コストパフォーマンスは世界一ですね。