今さら人には聞けないExcel基礎 ―ちょこっと応用編― Andoroid
Excel基礎ワード
累乗···指数のこと。というのはお分かりのことと思います。Excelではxの累乗を
x² とか x³ とか言う風には表しません。 Excelでは x^2 とか x^3 とか言う
風に表します。( 例 x² は x^2 ) 若い子が絵文字だのなんだのと言って使っていた
^ にはしっかり意味があったのです。(^-^)💡
今回は前回、「y=5x」を作ったのを応用しまして、レベルアップ。「y=x^2+2x+3」
のグラフを作っていきます。(x^2というのはx²と同じことです。数の累乗はx^~という
風にして表します。)いわゆる二次関数のグラフですね。
二次関数は高校レベルの関数なので数学的には小学校レベルから一気に進むわけで
す。ですが、いくら数学的にレベルアップしたとしても身構えないでくださいね!
Excelで関数のグラフを作ること自体はコツをつかんでさえいれば非常に簡単なもの
で、説明さえすれば小学生でも中学生でもわかるものとなっています。
Excelを使うことができれば、生活の幅がグッと広がるので(例えば、家計簿や資産
の増減、学習状況や仕事の進捗状況なんかの把握。)今回でグラフ辺りはすっかりマ
スターしてしまいましょう。
では行きます。関数「y=x^2+2x+3」のグラフの作り方。
前回から来た方は前回 B1のフィルから B22までのフィルをクリアして下さい。
まずはA1のフィルに -10を入れます。A2のフィルには9を入れましょう。 入れ
たら数字連続。A21のフィルまで連続です。数字連続の方法は前回にのってます。
B1のフィルには「=A1^2+2*A1+3」と入れましょう。 * はアスタリスクです。
Excelでは かけ算記号 × に代用します。
一応数字連続の説明。知っている方もおさらいとして見てみてください。
B1のフィルをタップして「フィル」というところをを押します。押したらそのままバ
ーッとB21までひいちゃいます。
意外と簡単に出来たかもしれません。これが 二次関数「y=x²+2x+3」の -10か10
までのデータを表します。
次は 挿入 という所をタップして、さらに グラフ 散布図 とやっていきます。
はい。出来ました。二次関数のグラフ。
これが出来れば、もう関数は怖いもの無しです。sinもcosもこのやり方に準じてい
くだけですから。
一応ですけど、「=A1^2+2*A1+3」の数字の部分はどう扱っても大丈夫です。2を掛
けずに3を掛けても5を掛けてもOKです。2乗じゃなくて3乗でも100乗でも大丈夫で
す。
これはもう好きな風にやって下さい。グラフを自分で作ることで、新たな発見が見つ
かるかも… 3乗のグラフの形、皆さんは分かりますか?✴️